夜間飛行
誰もいない月の丘で
運命と二人 待ち合わせ
街をそっと抜け出して
真っ黒な夜を駆けていく
もう嫌になっていたんだ
どうしようもないままで
とにかくもう行かなくちゃ
ここにはもういられない
このまま今夜 どこへ行こうか
このまま今夜 消えてしまおうか
透明な夜明け前
水銀の雫が落ちる
冷たく響き渡っていく
やがて静かに消えていった
わたしはねえ 醜いだろうか
それでもわたしは立っていた
真実を照らす星の光に
心を焦がし揺れていたよ
このまま今夜 どこへ行こうか
このまま今夜 消えてしまおうか
このまま二度と もう戻らないまま
このままどこか 遠くへ行こうか
夢の終わり黄昏れ時
無限の前に腕を振って
世界を焼きつけていく
真っ白な太陽を見た
僕はねえ 思うんだ
絶望など真喰らえさ
それはたとえ死んだって
いつか灰になったって
このまま今夜 どこへ行こうか
このまま今夜 何をしようか
音速になって走り続けるのさ
音速になって君を連れ去るのさ
幾つもの夜を越えて
幾つもの星を数えて
このまま今夜 どこへ行こうか
このまま今夜 何をしようか
このまま今夜 君を奪って
このまま今夜 明日を奪って